薄げの種類

薄げの種類

■女性薄げの種類(その1)

「牽引性脱毛症」
牽引とは引っ張るという意味です。毛髪は少し引っ張ったくらいでは抜け落ちることはありませんが、長時間、一定以上の強い力で引っ張り続けると、その部分の髪が薄くなることがあります。

女性のポニーテールなど、髪をしばるようなヘアースタイルを長期間、続けていると髪が薄くなることがあります。
通常は、一時的な症状なので頭皮に負担を与えないような髪形にすることで回復することが多いようです。


■女性薄げの種類(その2)
「びまん性脱毛症」
頭の広い範囲に起こり、頭全体の毛が抜けて薄くなります。特に髪の分け目の皮膚が透けて見えるようになります。

薄げが目立つ年齢では、中年以降の女性に多い脱毛症です。頭の全体の毛が抜けて薄くなり、特に頭頂部の皮膚が透けて見えるようになります。

男性型脱毛症と同じく、成長することを休んでしまう休止期毛の割合が多くなり、その結果抜け毛が増え脱毛症状が進みます。
男性型脱毛症と異なり、前頭部の生え際の後退はなく、頭皮全体の毛が抜けるので、脱毛部の境界がはっきりしないのが特徴です。


■女性薄げの種類(その3)

「トリコチロマニア」
トリコチロマニアは日本語に訳すと抜毛癖です。
抜毛癖は、就寝中に自分の手で自分の毛を手で引っ張り、円形脱毛のような症状になることです。本人に痛みはなく、起床した時に落ちている毛を見て初めて気づく場合がほとんどです。

トリコチロマニアの原因は、心理的・精神的ストレスです。生活環境によるストレスの場合が多く、脱毛部が手の届きやすいところに限られているのが特徴です。精神的ストレスにより無意識のうちに髪の毛を引き抜いてしまう現象です。


■女性薄げの種類(その4)

「分娩後脱毛症」
出産後しばらく抜け毛が多くなり、薄くなるケースがあります。妊婦や出産後に多い女性特有の薄げ症状です。

薄げの原因は女性ホルモンの変化が薄げの原因です。おなかの子供に栄養を取られてしまうことと、妊娠後期にエストロゲンなどの女性ホルモンによって成長期を維持してきた頭髪が、出産後一気に休止期に入ってしまうために起こります。

分娩後脱毛症の場合の薄げ・抜け毛は、産後6カ月程度経過するころには回復します。